だけど開いたその眼はもの凄く不機嫌だったので、それ以上はなにも言わないことにした。
「話しかけてくんな。お前がどうなろうと俺の知ったことじゃねえ……」
それからまた目を瞑る那智。
突然でびっくりし過ぎて何も言えなかったけど。
一言心の中で叫ばせて貰うぜ。
ひどい!那智には良心ってのがないの!?
まあ確かに、那智は暴走族の幹部っていう肩書背負ってるからさ。
極悪非道だろうし自由奔放で暴虐若人なのかもしれない。
でも、那智は他の人と違う。
そう思うのはなんでだろう。一番態度がそっけないから?基本無口だから?
私が怖いと思う存在だから?
それだけじゃない。
私は雷神の皆が笑ってるのを見たことがある。
でもこの人は見たことがないんだ。
いつもどこか遠くを見てて、“ここじゃない何か”を見つめてる。
時折、切ない顔をして影を背負ってる。
その顔は私の歌じゃ消えなかった。
痛いの?苦しいの?大丈夫?
言葉をかけたいのにかけるべき言葉が見つからない。
だから。
「……あなたは、歌が嫌い?」
核心に触れない小さな問いから始めよう。
「話しかけてくんな。お前がどうなろうと俺の知ったことじゃねえ……」
それからまた目を瞑る那智。
突然でびっくりし過ぎて何も言えなかったけど。
一言心の中で叫ばせて貰うぜ。
ひどい!那智には良心ってのがないの!?
まあ確かに、那智は暴走族の幹部っていう肩書背負ってるからさ。
極悪非道だろうし自由奔放で暴虐若人なのかもしれない。
でも、那智は他の人と違う。
そう思うのはなんでだろう。一番態度がそっけないから?基本無口だから?
私が怖いと思う存在だから?
それだけじゃない。
私は雷神の皆が笑ってるのを見たことがある。
でもこの人は見たことがないんだ。
いつもどこか遠くを見てて、“ここじゃない何か”を見つめてる。
時折、切ない顔をして影を背負ってる。
その顔は私の歌じゃ消えなかった。
痛いの?苦しいの?大丈夫?
言葉をかけたいのにかけるべき言葉が見つからない。
だから。
「……あなたは、歌が嫌い?」
核心に触れない小さな問いから始めよう。



