「……いや、痛いわ俺」
こんなこと、恥ずかしくて姉ちゃんには絶対言わないけど。
とりあえずいい加減メシを食おうと美味そうな匂いに誘われてナポリタンを一口。
「うまっ……んぐ!?」
最初の味は確実にナポリタン。
しかし一瞬にして──
「っ、辛ぁっ!!」
舌を激痛に似た味覚が襲った。
「水!クソッ、水!!」
なんだこのナポリタンスパゲティ!
全然ナポリタンじゃねえ。
何をどう味付けしたらこうなるんだよ。
「クッソ辛ぇ!姉ちゃん、これ何入れた!?」
「……ん?なんか言った〜?」
風呂場に向かって声をはりあげたけど姉ちゃんには聞こえてないっぽい。
急いで用意した水を一気飲み。
それでも舌のヒリヒリは収まんねえ。
やられた。これは絶対姉ちゃん───もといネジのぶっ飛んだ大馬鹿姉貴の仕業だ。
なんかの腹いせに、冷蔵庫で眠ってたデスソースを仕組んだに違いない。
そう思い冷蔵庫を開けると、案の定デスソースがかなりの量減っている。
えぇっ、そんなに恨み買うほどちょっかいかけた?
「この……クソ姉貴!もう守ってやんねー!!」
「え、何どういうこと……まさかほんとに食べたの!?」
「絶対仕返ししてやるからな!」
風呂場に走ったら姉ちゃんは顔だけ覗かせてきた。
すると変な顔をして「ごめんって〜」と謝ってくるから腹立つのになんか笑えた。
こんなこと、恥ずかしくて姉ちゃんには絶対言わないけど。
とりあえずいい加減メシを食おうと美味そうな匂いに誘われてナポリタンを一口。
「うまっ……んぐ!?」
最初の味は確実にナポリタン。
しかし一瞬にして──
「っ、辛ぁっ!!」
舌を激痛に似た味覚が襲った。
「水!クソッ、水!!」
なんだこのナポリタンスパゲティ!
全然ナポリタンじゃねえ。
何をどう味付けしたらこうなるんだよ。
「クッソ辛ぇ!姉ちゃん、これ何入れた!?」
「……ん?なんか言った〜?」
風呂場に向かって声をはりあげたけど姉ちゃんには聞こえてないっぽい。
急いで用意した水を一気飲み。
それでも舌のヒリヒリは収まんねえ。
やられた。これは絶対姉ちゃん───もといネジのぶっ飛んだ大馬鹿姉貴の仕業だ。
なんかの腹いせに、冷蔵庫で眠ってたデスソースを仕組んだに違いない。
そう思い冷蔵庫を開けると、案の定デスソースがかなりの量減っている。
えぇっ、そんなに恨み買うほどちょっかいかけた?
「この……クソ姉貴!もう守ってやんねー!!」
「え、何どういうこと……まさかほんとに食べたの!?」
「絶対仕返ししてやるからな!」
風呂場に走ったら姉ちゃんは顔だけ覗かせてきた。
すると変な顔をして「ごめんって〜」と謝ってくるから腹立つのになんか笑えた。