高校生になり新しい場所で過ごしはじめて1週間に最初のトラブルが起きた。
「美空、俺らやっぱ別れよ」
当時付き合ってた廉にいきなり言われた
「わかった」
私は素直に答えた
別れよって言われたのに全然悲しくなかった。だって、
ーーーー別れる3日前ーーーーーー
「お!瑠璃おはよ!今日も可愛いな」
「さくらおはよ〜可愛い!」
「あやねめっちゃ顔タイプ」
そう、廉はとてもチャラい男の子だった。
「廉、はずかしいからやめて?」
「おぉ嫉妬ですか?まじお前の嫉妬した顔可愛すぎ」
嫉妬じゃないもう。呆れてた
だから別れよって言われても悲しくもなかった。

案の定3日後に廉は彼女が出来ていた
乗り換えはや。私はそう思った。
別に何ともなかったただ、
私と廉が別れたことで廉の周りの友達から私は陰口を言われるようになった。
重い女、メンヘラ、自己中
インスタのDMでも捨て垢で悪口を言われて
辛くてでも、頼れる友達がいなかった。友達だった人はみんな廉の方に言ったから。そんな時一通のDMが来た。
『笑顔!笑顔!』流星先輩だった。入学して1番最初に話した先輩。『笑顔ですよ』『嘘つき』『先輩。散々浮気みたいなのされて別れたら陰口言われて辛くない人いないですよ?』『だろ、でもないつまでもくよくよしてたらだめだぞ美空は笑顔が似合うから』『ありがとうございます』先輩はいつも悩んでる時に気づいてくれて話しかけてくれた。
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私は、新しい友達を作るため色んな人に話しかけてた。そして4人組で仲良くなることが出来た。そこはとても楽しくて面白くて、たくさん笑いあえた。その仲良し4人組でつるんでる時ある人が私以外の3人を呼び出して何か話してる。何となく察し教室から出ていった。窓の外を見ていると、
「わっ!!」
後ろを振りかえるとそこには
「流星先輩!」
先輩が立っていた
「なんか悩み?どしたん?」
私は先輩に全部話した、
「なるほどね。やっぱまだガキやな」
ピコっ。
「痛った」
デコピンされた
「心配すんなお前は1人やない」
その言葉に私は支えられた
ありがとうありがとう心の中で何度も叫んだ
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先輩はかなりモテる。
先輩と仲良かった私は他のクラスの人からも陰口を言われるようになった。先輩と話してただけでもきもいといわれ、バレーを一緒にしてただけでたらしといわれ、あいにく、先輩から貰ったキーホルダーをこわされた。泣きながら帰ってると
どん!
「ごめんなさい」
誰かにぶつかった
「うん。前見ろ」
「ごめんなさい」
顔を上げるとそこには男の子がいた
「泣いてるん?」
その子は聞いてきた
「泣いてないです」
その言葉をいい私はその場を後にした
夜私はインスタの、DMで同じ高校のこと話してた。
『美空さんのクラスどんな感じですか?』
『騒がしいですよ』
『僕のところ問題児多いいです』
『何人か呼び出されてたよね今日』