私を唯一照らしてくれる光は君だったんだね。

〜麗side〜
はぁ。

私はさっきのことで、その場を動けないくらい、動揺してたし、不安になってた。

「何してんだ?」

そう、声がしたから顔を上げたら、滝さんがいた。

「あ…。滝さ…ぐすっ。」

「東雲さ…」

「あ、これ汗です。さっきまで走ってたか
ら。疲れて休んでたんです。」