私を唯一照らしてくれる光は君だったんだね。

そう言って、髪を引っ張られた。

私は何が起きてるのかもわからず、ただ怖くて、泣くことしか出来ない。

「え〜?何泣いてんの?うけるんですけど
ぉ」

「あんたが滝君に近づいたのが悪いんだから
ね?」

滝君…?あ、芽衣ちゃんのお兄さんのこと?

「あんたみたいなブスが可哀想だから、話し
かけてくれてるって気づきなよ?」

「あんたがいつもつるんでる芽衣って子も、
転校生だからって理由で、仲良くしてるだ
けなんだからな?」