人生の相棒~運命の人は突然に現れる~

「えっ…?」

絹子さんに支えてもらいながらリビングに行くと、そこにいたのは羽村さんだった。

何で羽村さんが家にきているんだろう…?

そう思っていたら、
「すみませんでした!」
と、羽村さんは躰を2つ折りにして謝ってきた。

「えっ、はい…?」

いきなり謝られた理由がわからなかった。

「あなたと京橋さんの関係を引き裂くようなことをして、本当にすみませんでした!」

そう言って謝った羽村さんに、私の中で全てが繋がった。

「勝手に婚姻届を出したのは羽村さんだったの?」

そう聞いた私に、
「はい…」

羽村さんは呟くように返事をした。

「何でそんなことを…」

私がそう言ったら、
「羽村さんは『ブルースパイラル』がデビューする前からファンだったんですって」
と、絹子さんが言った。