2人、顔見合わせて驚く。それと同時に、


「咲ちゃん！！ありがとぉ！！」
と、何処からか女性が現れた。
その女性は、人でないオーラ纏っていて。


「ちょうど良かった。この人が、鍵の持ち主。鍵と錠前の女神様よ。鍵錠(けんじょう)の女神様よ。」

「ほんとは、見せちゃいけないのよ？この咲ちゃん以外っと！本題！その鍵は、私の持ち物なの！」

女神様は説明する

一言だと、うっかりで下界にばら蒔いてしまったのだと言う。


「しかも！原本！元の物！合鍵でも人間では扱えないわよ！神様の持ち物なのだから！扱えるとしたら、超能力者？ぐらいよ」

「じゃ、返します。」

ミツキ、女神に鍵返して。


「わたしも……です」

「ありがと二人とも！あ、記憶！ふたりは、鍵の記憶、残す？」