「この前、和志がこの学校の女子と、 公園に2人でいるの見たぞ?」 ‥っ!! 和志は、なんて答え「それ、お前の勘違い。」 私の心の声よりも先に聞こえたのは、 少し怒りを含んだ和志の声だった。 「礼華‥。」 「礼華ちゃん、教室まで戻ろっか。」 見かねた2人が、声をかけてくれた。 「うん‥。」 トボトボ、歩き出す。