訳あり無表情少女と一途な旦那 〜異世界編〜

誰にも気付かれない様に自室に行き、クローゼットを開ける
…が、あの男の服装からして、どれも違和感がありそうだ
どこに連れてかれるかも分からない以上、鷹で使ってたローブが妥当か
動ける服装でローブを羽織り、ソルさんの元に

「では、参りましょうか」

すると、足元が光り始める

「!?」

光が一層強くなり、眩しくて目を瞑った瞬間

「シオリ様、着きました」

恐る恐る目を開くと、大きな街と城が
夢で見たのと同じ…

「ここは…」
「我が国、ジュノです。さあ、行きましょう」