訳あり無表情少女と一途な旦那 〜異世界編〜


「わっ!」

何かに押し倒される
顔を舐めてる白い…狼?

「…もしかして、夢に出てきた」

狼が舐めるのを止め、私と目を合わせ

〔ラルフです!我が主!!〕
「ラルフ…」

私よりも遥かに大きいけど、シッポをブンッ!ブンッ!と振り回してるのがよく分かる
こんなに、私が来たのを喜んでる