「一緒にお昼食べない?」

自分たちのお弁当を持って千鶴の席に来たのは、
いじめ主犯のさつき達3人組。

「あっ、うん。いいよ。」

私が了承するやいなや周りからも声が上がる。

「え、私達も!」

「じゃあ俺らもいい?」

私の返事を聞かずみんな好き好きに机を近づけてきた。

会話内容はバラバラだが、
みんなで話しながら食べるご飯。

何度も何度も願ってた、
誰かとお昼を食べれる日を。

素直に嬉しい。

100倍美味しい。

最高に幸せ。