鶴の音返し

「お前らさ、
自分は関係ない、
全部そこにいるバカ女のせいだって思ってるだろ。
ふざけんなよ!
さっきのあいつの叫び聞いて体張ってでも止めようってやついなかったのかよ!
助け求めてたじゃねーかよ、、、
小さな勇気を振り絞って」

みな、視線を下に、
頭の中は後悔でいっぱい。

「よく考えろ。
ガキでも分かるだろ、命の大切さくらい。」

そして少しの沈黙の後、
救急車のサイレンが聞こえ、
先生と同時に救急隊員がやってきた。

みな放心状態で彼らのやり取りは聞こえてなかったけど、
千鶴は担架に乗せられ、
彼が先生に連れていかれたのだけは視界に入っていた。