鶴の音返し

歌の終わりと共に完成したそれに
想いを吹き込む。

強すぎた気持ちに
鶴は手から飛び立ち先輩の胸元へ。

あ、やばっ

急いで拾おうと手を伸ばすが、
私より早く拾い上げた人が。

それは長い間不動だった

「先輩!?」

『綺麗な声だ』

聞こえないはずの彼の声、
でも私には届いているよ。