あの夏、わたしはキミに恋をした。



「お疲れ様です」

「…お疲れ。今日はちょっとみんなと走り込みしてきて」

「わかりました」


次の日からの先輩の態度をみても全然違和感なんてなかった。


本当にやめてしまった3人にちょっとだけ残念さは感じたんだけど。

やっぱり親友だと思っていたし、小学生のころに一緒の部活に入ろうね!って約束したから。

あんな簡単に裏切られたことに少なからずショックは受けた。



「いたっ」

「よそみしてるからでしょ」

今日は雨が降っていたので体育館の階段を100往復というメニューだった。

これがまたきつくて、最後のほうはもう足もあがらないし息もあがるしで大変なんだけど。

でもまだ序盤なのに躓いた。

前をみると明らかに笑っている2人がいた。