あの夏、わたしはキミに恋をした。



たかが部活で、こんな風に関係が壊れるならいらないと思った。

昨日まであんな仲良くしていたのに、たった一言でこんな風に崩れ落ちるならそんなものいらないと。


「わたしらもう部活やめるから」

「せいぜい桃菜は頑張って、先輩たちのお気に入りさん?」

「はは、てかさ先輩たちに気に入られて調子乗ってるだけだよね」

「ほんとほんと、いつか絶対見離されるのにね」

じゃあ、さようなら!

わざとらしくさようならを強調して背を向けた3人。


自分たちだっていいたい放題じゃん。

そう心の中で毒づいた。

あんなのもう友達じゃない。

わたしはこれからも自分らしく生きていく。

それだけだ。