あの夏、わたしはキミに恋をした。



「いいよね。桃菜は呑気で」

優樹菜のそんな一言から、わたしへの攻撃ははじまった。

「前から思ってたけどさ、桃菜って言葉選べないわけ?」

紗耶香。

「ほんと。なんでもかんでも言いたいこといってさ、こっちの気持ち考えたことあんの?」

千絵。


明らかに3人とも怒っていた。

でもこのときのわたしはまだ全然強気で。


「え、なに怒ってんの?てかみんなもいいたいこといってるじゃん!わたしらそうやっていままでやってきたんだしさ」

「はあ、もう限界。桃菜と話してても全然楽しくないんだわ」

「今まで仲良くしてあげてたの感謝してほしいくらいだよね」

「ほんとほんと」