あの夏、わたしはキミに恋をした。



「明日から冬休みだけど、遊ぶどころじゃないね」

「うん、ごめんね。今まであんまりいれなかったけど、もう少し粘ってみようと思うんだ」

「桃菜つよいね。わたしならくるなとか帰れとかいわれたらもうとっくに折れてるよ」

「自分でもびっくりしてるよ」

「それくらい水上くんのこと大好きなんだね。愛の力ってすごいわ」

好きとか、愛とか、そういうのが全く分からなかった数ヶ月前のわたし。

こんな風に誰かのことを大事だと思えるなんて。

大輝の存在がわたしを強くしてくれた。



「もし泣きたくなったらうちらのとこおいで。いつでも待ってるから」

「ありがとう」