あの夏、わたしはキミに恋をした。



「今日は遅いので明日来ます。毎日きます。大輝に追い返されても毎日」

「あの子は桃菜ちゃんみたいな彼女ができて幸せ者ね」

「いえ。わたしのほうが幸せ者です」


そういうとおばさんが今日はじめて笑ってくれた。

その笑顔は大輝にそっくりで。

とても優しくて温かくて、ほっとするような。

そんな笑顔だった。