「おばさん、大輝の足って」 そんな中わたしたちの間だけは重たい空気が流れていた。 「みたのね」 「…はい」 布団からみえた足。 ほんの少ししかみえなかったけどたしかにみえた。 包帯がぐるぐる巻きの足を。 そしてそのそばに置いてあった松葉づえがなによりの証拠だった。 「事故にあったときに足をやられちゃってね」 「治るんですよね!?」 そういってからはっと周りをみるとみんなの視線がこっちを向いていた。 つい大きな声をだしてしまったことが申し訳なくて「すいません」と謝る。