「やっぱり私学校行こうかな」
「あら、そう?まあ桃菜がそういうなら止めないけど。一応お弁当も作ったし」
みるとわたしの食べかけだった朝ごはんもおにぎりに変えられていて、一緒に持たせてくれた。
さすがお母さんだ。
こういう気遣いができるところわたしも見習いたい。
「ありがとう。いってきます!」
今からでたらもう1時間目がはじまってる途中だ。
というか大輝の話だと電車の本数も少ないみたいだし着くのがいつになるかはわからない。
駅までの道も歩きづらくて、いつもの倍近くかかってしまった。
ラッシュはすぎたのか電車自体は人が少なかったのが幸いだった。
窓からみえる景色はまるで自分が知らない土地みたいで。



