あの夏、わたしはキミに恋をした。



「でもね、大輝が苦しい思いして今必死にそれを消そうと頑張ってるんだと思うんだ。先輩たちの分まで次は絶対って。その気持ちにわたしも応えたいって思うのは悪いことなのかな?」


その問いに遥と巧くんは「うーん」とうなって考え込むように腕を組んだ。

そのシンクロ率にああ、この2人はやっぱりすごいなんて思った。

この2人が将来結婚して幸せな家庭を築くことが安易に想像できる。


「桃菜がそこまでいうならね」

「うん、俺たちはもう見守ることしかできないわ」

「ありがとね2人とも」

「どういたしまして。でも桃菜、なんかあったら絶対いってよ?あの野球馬鹿に一発いってあげるから!」

「はは、うん。そのときはよろしくね」