あの夏、わたしはキミに恋をした。



「桃菜は?いつから俺のこと?」

「えー!それは…内緒!」

「はー?それはずるいって!」

「いつか教えるからー!」


よかった。水上くんが笑顔になって。

今日のことを忘れてなんていわないしきっとそれは無理だ。

今日のことがあって水上くんはまた一つ強くなれた。

水上くんは絶対に甲子園に行ける。

わたしはそう信じてる。



「大輝、これからよろしくね」

名前を呼ぶとまた嬉しそうに彼が笑った。

この幸せが永遠に続くことをわたしは強く願った────。