あの夏、わたしはキミに恋をした。




「今日、大輝と食べてくるね」

「うん、いってらっしゃーい」

次の日、さっそくわたしはお弁当を作った。

昨日部活が終わった後スーパーによって食材をたくさん買ってしまった。

「どうしたのそんなに買って」

お母さんにそういわれてから気づいた。

なにも作りたいもの考えてないのにたくさん買ってしまったと。


「いってくれたら買ったのに、でもこれだけあればおいしいものがたくさん作れそうね」

「うん、明日の朝お願いしていいかな?」

「もちろん。早起きになるけど大丈夫?」

「大丈夫!!」

そう意気込んで早く寝て、いつもより何時間も早く鳴るアラームに目が覚めた。


冬のせいか外はまだ真っ暗で、今はまだ夜中なんじゃないかと思える。

そんな中キッチンへ向かうとすでにお母さんがいた。

わたしよりいつも遅く寝ているお母さんは、朝こんなに早く起きて準備してくれているなんて知らなかった。