あの夏、わたしはキミに恋をした。


猫カフェは2時間制だったのでそのあとはご飯屋さんでたくさんしゃべり、わたしたちは解散した。


「楽しかったね」

「うん、息抜きになったよ、ありがとな」

「ううん、こちらこそ来てくれてありがとね、じゃあまたね」

「うん、気を付けて…桃菜」

「ん?」

振り向くと大輝の唇が重なった。


「桃菜、好きだよ」

「うん、わたしも好きだよ」


遥と巧くんはきっとわたしたちがデートを全然できていないのに気付いてダブルデートという形で誘ってくれたんだと思う。

そうでもしないとわたしと大輝はきっと休みの日は遊ぼうっていう風にはならないから。

だから今日という日があってよかった。


大輝の気持ちを改めて知れて、わたしの気持ちを伝えられてよかった。