あの夏、わたしはキミに恋をした。

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「大輝、無理は…」

「わかってるよ、自分の体のことだから一番よくわかってる」

「それならいいけど、でも…」

「母さんありがとう。でも本当に大丈夫だから」

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迎えにきてくれていたおばさんと車の中でそんな会話が行われていたなんてわたしたちは知りもせずに、冴島先輩の家でごちそうになった。

「また明日ね」そう上野くんとお別れしておうちについた。


“大輝、今日は本当にうれしかった。一緒に夢かなえようね”

そうメールを送った。

既読はすぐについたけど大輝からの返信はなかった。

きっと疲れているんだろう。

そう思ったわたしも気づいたら深い眠りについていた。