あの夏、わたしはキミに恋をした。


「桃菜さ、わたし仲良くしようって言おうと思ったのに、やめてよっていったんだよ、ひどくない?」

「え、まじ??まだあのこと引きずってるってこと?過去にしばられすぎじゃね」

「はは、いえてる」

「桃菜ちゃんって本当に変わらないんだね」


きゃはははと大きい声で笑う4人。

またわたしを悪く言う。またわたしを否定する。

気持ち悪い、逃げたい。



「わたしの親友の悪口いわないでくれる?」

「は、るか」

そのまま動けなくなっていたわたしのそばに気づいたら遥がたっていた。

なんでここに遥がいるのかとか今はそんなことを考えられる余裕もなかった。

「桃菜、いこう」

そういってわたしの手をつないだ。

「桃菜の親友さーん!桃菜とは関わらないほうがいいよ、痛い目に合うから」

「いいよ、痛い目にあっても。それでもわたしは桃菜の親友だから」

優樹菜の言葉に遥ははっきりと口にして、わたしの手をひっぱった。

4人ともそれ以上はもうなにもいってこなかった。