あの夏、わたしはキミに恋をした。



「でも応援はいくよ。正直去年は桃菜に誘われていったところあったしさ、わたしもそこまで野球に興味なかったけど。でも桃菜と水上くんみてたらいいなって思って。巧と一緒に応援いくから」

「うん、ありがとう」

「桃菜は?ベンチ入るの?」

「ううん。まだ入って1ヶ月もたってないし今回は入らないよ」

「そっか。去年後ろから眺めてたあの大勢の男たちの中に桃菜はいるってわけね」

「もうちょっと言い方あるでしょ」

「ごめんごめん。でも水上くんもでれないんだもんね」

「さすがにね…」

「一緒にマネージャーをやってあげることはできないけど、でもわたしに手伝えることあったらいって?宿題でも授業のノートでもなんでも力になるから」

「ええ、遥がそれいう?」

「ちょっとそれひどくない?!」

「嘘嘘。ありがとね。遥。頼りにしてる」