藍「それより、銃に幼い頃から惹かれるなんて普通とはかけ離れているような気がするわ。もしかして親が武器商人とかだったのかしら?」

大輔「いや、そんな物騒な家庭で彼女は育ったわけじゃない。祖父は元市長、父は大学の学長で何不自由ない暮らしをしていたんだ」

私「だからライフルなんて買ってもらえたんだね……」

蘭「そして彼女は、その銃口を向けてはいけない存在に向けてしまいました。彼女はもらったライフルで家の向かいにあった小学校を乱射。登校した生徒を手当たり次第に撃ち、児童8名、駆け付けた警官1名を負傷させ、学校関係者2名を死亡させて警察に拘束されました」

圭介「十五歳で二人も殺すなんて……」

大輔「警察も十五歳の少女の犯行だと知って驚きを隠せなかった。さらに、彼女が「月曜日が嫌いだから銃を撃った」、「小学生は牛の群れみたいで簡単に狙えた」などと楽しそうに語る様子を見て呆然としたらしい」

私「反省する気ゼロじゃん!サイコパスとしか思えない!」