私「えっ、ちょっと大輔やめてよ!決めるから〜」

大河「そうですよ、如月刑事。如月刑事に決める権限なんてないですよ。ここは浅葱さんの家なんだから」

大輔「医大生……チッ」

蘭「お言葉ですが、ここは浅葱さん名義の家ではありません。浅葱さんのご実家です」

大河「えっ、どっちでもよくないですか?」

圭介「よくないですよ!ちゃんとはっきりさせないと!」

私がテレビ画面を見ている後ろで何かうるさい。こうなったら大音量にして……。

「ジャジャジャジャジャーン♪」

藍「きゃっ!」

圭介「うわ、何?」

大輔「急に音をデカくするな!」

私「いや、みんなうるさかったし」

蘭「このテーマソング、某探偵アニメのものですね。高校生探偵が体を小さくされて、難事件を次々に解決していくあの……」

私「そう!悩んでこれにした」

大河「でもこのアニメ、何話に一回は犯人の犯行動機が意味不明ですよね〜」

私「確かにね。個人的には、「ハンガーを投げ付けられたから」と「ずっとおぼっちゃまでいたいから」が意味不明すぎて「は?」ってなった」