図書室の彼の溺愛

「あ、えっと……」

目をきょろきょろとせわしなく動かしてしまう


「……ふぅ……はぁ……楓、俺、楓が好きなんだ、付き合ってくれないかな?」

深呼吸をして話し出した柊にぽかんとする

耳が赤くて嘘じゃないと理解する

「柊が……私を?」

パチパチと何度も瞬きをしてしまう

「うん」

真剣そうな柊の顔をじーっと見つめていたら視界がぐらっと反転した

「ふうっ!?」という慌てた声と安心する体温に意識を手放した