図書室の彼の溺愛

「は、葉瑠らしい…」

「さ、行こ」
歩き出すと、さりげなく手を絡ませて来たので、握り返した

「ふふっ」
柊の手、おっきい…

「そんなことないだろ…」

「口に出してましたか!?ごめんなさいっ」

「ふっ、何であやまんの?」
笑われた……

「…………むぅ…」
ふと、周りの人の柊に対する視線に気づき、唇をとがらせる

男の人も柊のこと見てるよ…

「無自覚ってやばっ」
柊のこんなつぶやきももちろん私には届かない…




「やばいやばいやばい!」

「さっきからやばいしか言ってないじゃん…いや、やべえわ!」
私たち2人は凄くテンションマックスだ

「これ!…………あ!これあのアニメに出てくるカップルのつけてるキーホルダー!」
可愛くて目の前に掲げる

凄く誠実に再現されてる……

「それ、買お、お揃いで」
柊の思わぬ提案に目を輝かせる