「柊ッ!どの服がいいかな~」

ただいま絶賛服選び中~!

今日は葉瑠たちとダブルデートだから、気合いを入れようと思ったんだけど、服が選べなくて、柊を早めの時間に呼んで来てもらった

「ふわぁ…どれでもかわいいからいいよ」

朝が弱い柊を呼んでしまって申し訳ない…

今、朝7時半、葉瑠との集合が早いからこの時間なの…

「真剣に選んでよ~」
こんなに真剣に服を選んでいるのはダブルデートだからってだけの理由じゃない

し、柊がかっこいいから、かわいい格好でその隣をあるきたいじゃんっって言うのが本音

「ん~、スカート却下でそれ以外なら」

ぽかんとする

「何で?スカートダメなの?……まぁ、ほとんど持ってないけどさ」

「うん、この間の文化祭みたいに絡まれるだろ」

「……」
恥ずかしくなって俯く

「あれはダメだな~」
ちょっと哀しいかな…?

「似合ってなかったもんね!」

「いや、似合いすぎてダメ、皆がみるじゃん」
………!?〃

顔を赤くしていると、柊が私のベッドに頭を預けて寝る体制に入ってしまった

早く決めないと💦

「これでいいかな~」
やっと決まった服を通そうと思うが動きを止める

「決まったなら着替えちゃ「一旦私の部屋、出て行ってくれない?」」

「……え?」