「―――痩せてキレイになりたいの。――だって、正太郎が私のせいで笑われるのイヤだもん」 ポロリと涙が溢れた。 正太郎は呆れ顔で私を見てる。 「―――お前って、本当バカだな」 「なによ・・」 私は正太郎のために頑張ってるのに・・・ 「――俺がいつ痩せろって言った?」 「えっ?」 「俺は、今のままのお前が好きなんだから。他人なんてほっとけよ」 正太郎は顔を赤らめて言った。