次の日から、朝はサプリメント。 お弁当は野菜だけにした。 誰かのためにキレイになりたいって思ったの、初めてだったから。 私は頑張る。 「おい、大丈夫か?そんなんじゃ足りないだろ?」 正太郎が心配そうに私を見た。 「大丈夫。野菜美味しいよ?」 ―――お腹がキュルキュルって悲鳴をあげたけど、 私は必死に誤魔化した。