いつの間にかサングラスをとったレイが、じっと私を見つめながら、なにかを言いたそうな表情をしていた。 それも束の間、フッと彼の唇が緩んでーー 「ーーありがとう」 夏の空を写したような深く澄み渡ったレイの瞳が、三日月のように細められていて。 思わず見惚れてしまった。 男の人に言うような言葉じゃないけど、綺麗だと思ったのだーー