『お兄さんが残してくれた大切な命を頼むから無駄にしないで欲しい。』 先生は私を真っ直ぐ見て言った。 私はそこでおもった。さっき自分が起こした最低な行動を。 さと兄が守ってくれた命を無駄にしようとしたんだ。