『今日はもうこの話は辞めようか。目が覚めてからすぐで、身体も疲れてしまったかな。また様子を見に来るからそれまでゆっくり休んでいてね。』 そう言うと先生は静かに病室を出ていった。 先生が居なくなった病室は、さらに静かになり今の私のように何も無い空間だった。