「能力者だろ?
心の傷…いや、"言われたくないこと"が分かる能力ってあたりか?
厄介な能力だけど、1になるか10になるかは使い手次第。使ってるのがあんたみたいなので良かったよ。」
「つまんねーの。壊れてちゃっちゃと死ねば良いのに。」
「おあいにく様。あんたが喧嘩売った相手は、壊れてちゃっちゃと死ねない子供なんだよ。それで?事件調べてる子供が邪魔だった?」
「邪魔だね。凄く。」
私は子供の様に無邪気な笑みを浮かべた。
「ですって、おじ様。」
カチャリと小さな音が鳴ると、その音が鳴った物を背中に突きつけられた男は、表情を強張らせた。
「署までご同行願おうか。」
「あーあ、何だよ、ゲームオーバーかよ。」
心の傷…いや、"言われたくないこと"が分かる能力ってあたりか?
厄介な能力だけど、1になるか10になるかは使い手次第。使ってるのがあんたみたいなので良かったよ。」
「つまんねーの。壊れてちゃっちゃと死ねば良いのに。」
「おあいにく様。あんたが喧嘩売った相手は、壊れてちゃっちゃと死ねない子供なんだよ。それで?事件調べてる子供が邪魔だった?」
「邪魔だね。凄く。」
私は子供の様に無邪気な笑みを浮かべた。
「ですって、おじ様。」
カチャリと小さな音が鳴ると、その音が鳴った物を背中に突きつけられた男は、表情を強張らせた。
「署までご同行願おうか。」
「あーあ、何だよ、ゲームオーバーかよ。」



