今日も君に恋焦がれるⅡ

隣から琴音が話しかけてきたけど、簡単な相槌を返して集中した。


おかげで定時ピッタリに退社することができた。




待っててね!葵くん。





急いで律を迎えに行くと、帰って準備をした。



夕飯を食べ片付けまで済ませると、それなりにいい時間になっていた。




「律、パパのところ行こっか!」



と声をかけると笑顔が降ってくる。




どうしてこんなに可愛いんだろうか!?



このまま大きくなったら、今の葵くんそのものだね。





「あ、鍵っ」