今日も君に恋焦がれるⅡ

相良さん、断然わたしより気がきくみたいだし。

何よりあのスタイルとルックス…



あんなの誰だってイチコロだよ。





「高橋くんは相良さんのことどう思ってるの?やっぱり可愛いって思う?…よね」


「俺は別に…。普通に真宮先輩のほうがタイプですよ」





なんて言われるとは思ってもいなかったから驚く。



「こんな男も中にはいるってこと、覚えといてくださいね」





高橋くんはそう言うと、まとめ終わった書類を持って会議室を出て行った。


今のはわたしへのフォロー…?




まさか本気なわけではないだろう。