今日も君に恋焦がれるⅡ

これで何回目だろうか?


でも、全然いい。




むしろ毎日忘れてくれてもいい。



こうして来てくれるなら…。



「相変わらずおっちょこちょいなんだね」




と横から葉山先輩が笑う。




「葉山さん…お恥ずかしいです…」


本当に恥ずかしかったのか少し顔が赤くなる胡桃。




「葉山先輩、邪魔ですから」




と葉山先輩の椅子を押しやる。


胡桃のそんな顔見たら、また惚れられる。