今日も君に恋焦がれるⅡ

午後からは、いまいち本領発揮できず…


気づくと退社の時刻に。




会社を出ていっときすると、一足先に退社していた胡桃と律の姿が見えた。




2人の後ろ姿が愛しくてたまらない。


なんならずっと見ていられる。




「あ…、」



その時、胡桃のバッグからハンカチらしき物が落ちるのが見えた。



胡桃は落としたことに気づかず歩いて行く。



急ぎ足でそのハンカチを拾おうとした時、先に拾われてしまい…




「これ、落としましたよ」


とハンカチを渡す男の姿が。