今日も君に恋焦がれるⅡ

え、ちょっと待って…これってわたしに言ってるんだよね?




「真宮先輩のこと貰ってもいいですか?わたしドタイプなんですよね〜」



相良さんはそう言うと堂々とわたしの前に立つ。



「貰うって…何?」


「そのまんまの意味ですけど?日本語もわからないんですか?バツイチでも真宮先輩なら全然有りなんで」





…あー…なんか…すごいわ、この子。



「それに真宮先輩がわたしに堕ちるのも時間の問題と思うんで。覚悟しといたほうがいいですよ?じゃ、失礼しまーす」



そう言うと笑顔でエレベーターをおりて行った。




「…若いってすごい…」