今日も君に恋焦がれるⅡ

相良さんは眉シェーバーを放り投げると、そのまま出て行った。




「胡桃先輩、どうしよっ!?…わたし…わたしっ…」



取り乱す小野ちゃんに優しく声をかけた。




「小野ちゃん、大丈夫だから。落ち着いて?とりあえず…琴音呼んできてもらえるかな?」


「ごめんなさいっ!…よ、呼んできます!」




走ってトイレを出て行く小野ちゃんを見送り、腕に目を落とす。


ポタポタと血の雫が落ちていくのが見えゾッとする。




「…痛い…深いのかな…」




と傷の具合が気になるけど、見る勇気がなくて諦める。