今日も君に恋焦がれるⅡ

「ダメッ!」



気づいた時には体が動いていて…


と同時に右腕に強い衝撃が走った。




どうやら小野ちゃんを守ることはできたっぽい。




「小野ちゃん、大丈夫?」




と声をかけるけど、なぜか返事がない。




「……胡桃先輩…腕……血…血ですっ!!」




取り乱し気味の小野ちゃんの視線の先を辿って気づいた。


シャツが破けて、どんどんと赤く染まっていくと同時に痛みが出てくる。




さっきの衝撃はこれだったんだ。



となぜか冷静な自分がいる。