今日も君に恋焦がれるⅡ

あー…本当に優しい。

どこまでもできた人間だ。



わたしがお弁当を食べている間、無言で手を動かす葵くんに見惚れてしまう。




…かっこいいっ…



やっぱり葵くんはキラキラして見える。





こんな葵くんを毎日間近で見れる相良さんが羨ましく思えた。




「胡桃ちゃん、さっきから見過ぎ」


「…み、見てないよっ」


「そうかな〜?あつーい視線を感じるけど?」


「それは気のせいです」