「それはダメ…」


「じゃ、これ以上煽らないで?」




と言われ、再び唇を塞がれた。




「んっ……!」




相変わらず葵くんはわたしの弱いところを攻めてくるのが上手い。





もう何も考えられず、葵くんのされるがまま。



朝までコースは逃れられたけど、途中から意識が飛んで気づいたらベッドの上…


そして、隣に葵くんが寝ていた。



…幸せ。

葵くんの寝顔を見ながら思う。




ウェディングドレスが着たい…ってことはやっぱり言わないでおこう。