今日も君に恋焦がれるⅡ

泊まる旅館の付近を観光して、夕方前には旅館に入った。



葵くんが手配してくれていた旅館は、結構人気で最近ではテレビでも見ていたところで驚いた。


よく予約が取れたものだ、と感心する。




部屋に通されると、これまた豪華さと広さに目が点になる。




「何かありましたら、フロントのほうにお声掛けください。では、ごゆっくり」




感じのいい仲居さんは終始笑顔でそれだけで癒された。


葵くんと2人になった途端、急に緊張してしまう。





「胡桃、見て!露天風呂ついてるよ。想像以上かも」




どうやら緊張しているのはわたしだけらしい。