今日も君に恋焦がれるⅡ

「胡桃のほうが泣いてんじゃん」



と葵くんに突っ込まれてしまった。




「だって…寂しいから…」


「律なら大丈夫だよ。夜にでも連絡入れてみよ?」


「そうだね」




そう返事をすると、優しく手を繋がれた。



なんだかんだで葵くんとちゃんと旅行するのは初めてだ。




お互い仕事人間みたいなところがあるから、旅行なんて頭になかった。



葵くんと初めての旅行…

いい思い出になるといいな。





そんな願いを胸に、葵くんの隣を歩いた。