今日も君に恋焦がれるⅡ

久しぶりに繋がれた手…


ふふ、嬉しいっ。




やっぱりわたしはいくつになっても、こうして葵くんに触れられていたい。



そして、求められたい。


相良さんに負けないように頑張らないと。





その日の夜、律を寝かしつけてくれた葵くんがリビングに戻ってきた。




「何か飲む?」




ソファから立ち上がり、キッチンに向かおうとすると引き止められてしまい…



そのまま葵くんの胸の中に。




「何もいらないからそばにいて」